2012年12月19日(水) 10年ぶりに小田原市立病院で院内コンサートが開かれました。 私、K子は看護師になって3年目。 今日はボランティアでコンサートのお手伝いをすることになりました。 会場は1階の受付待合ホール。 中庭が見える大きなガラスがバックで、天井は吹き抜けとなっています。 知ってます? そうここはあの映画アンフェアのロケ地、江口洋介が立っていた場所なんです。 ステージ横には小さなクリスマスツリー、中庭には事務のすてきなYさんが気をきかして準備してくれたそうなんですけど、煌びやかなイルミネーションが灯って、ここは病院?昼間とは別世界、まさにクリスマスムード満点のステージとなっていました。 師長さんも総出で仲間のボランティアと一緒に患者さんたちを会場へ移動、車椅子の方も大勢いるので間に合うかしら? 午後7時よりコンサート開始。 何とか移動は間にあったみたい、会場の受付フロアは、観客で埋め尽くされていました。 大大先輩に聞いた話ですが、昔やってたコンサートは、もっと閑散としていたそうですって。 私たち移動ボランティア部隊のおかげね。 一緒に聞いちゃおっと。 いよいよ始まりね。 最初は、えーと国際医療福祉大学看護学部のコーラス部うたよみさんのライブからね。 サンタの衣装をまとったりがんばってるわね。 クリスマスムード満点にアー若々しい伸びのある声、という私も若いんですけどー、ブラボー。
続いてルミナスクワイヤーの登場。 黒い衣装にチェックのマフラーかしら??を纏い20名くらい大所帯ね。 年齢もうーんうーん見た目、若そうに見えるけど?かなり幅広いわ。 なにせ幼児も2人もいるじゃない、歌えるのかしら?
♪ジャジャジャーン♪(演奏スタート) 挨拶なしにいきなり始まったわ。 アップテンポな曲、どこかで聞いたことのある曲だわ。 そうJoy to the world、もろびとごぞりてじゃないかしら、うーんアレンジしてあるわね。 ♪heaven and nature ♪繰り返しまくるわね。 途中でピタッと曲が止まったから終わりかと思って拍手しようと思ったのにまた始まって、これがゴスペルアレンジなのかしら、膝カックンみたいな感じ。
次の曲は何かしら? えーとWhite christmasね。 でもこれもジャズぽいのかしらアレンジ凝ってるわね。 間奏中にピタッとあったMC(まゆんさん)、そうとう練習したわね。 みんなでMerry christmasの掛け声とともにクラッカー、パパァーンならしたりもして場数ふんでると思うわ。
3曲目は、すぐにわかったわ。 クリスマスの定番中の定番、Silent night。 これはオーソドックだったけど、音響ではコンデンサーマイク使ってるし、吹き抜け構造がまさにお風呂効果で心に染み入るはね。 音響さんさすがね。 患者さんも一緒に口ずさんでるし、みんなが重なりあってる一体感がいいわね。 しっとりしたところでMCさん(さなえちゃん)、最後の曲はゴスペル中のゴスペルですってGreat jesus。 なんと歌いながら、涙している人もいるでは、ないですか。
後から聞いた話ですけどメンバーのMAXさん、点滴をしながらも真剣に耳を傾けて聞いてくれている患者さんを前に歌っていたら、自然と涙が出てきてしまったそうです。 Thank you for jesus!!。 どんどん重なりあっていく声、最後に全体をつつみこむような圧倒的な声、これがゴスペルなのね。 ムードが最高潮になったところでコンサートは終了。 あとでみんなに聞いたけど最後の曲が一番よかったみたい。 師長さんたちも言っていたけど、患者さんを部屋に連れて帰って行くとき多くの人にありがとう素敵なクリスマスプレゼントと言われたそうです。 私たちボランティアも頑張ったかいがあったわ。 そうそう終わった後、ルミナスのエディさんが、F主任さんにつかまって<何その演歌歌手みたいな恰好!!笑笑笑>とからかわれていました。 確かにそうだけどズバリ言ってしまう先輩はやっぱりブラックね。 なにはともあれ、お疲れ様でした。Merry christmas!!。
Written by Kein