ルミナスクワイヤー10周年記念コンサート #2
- luminous2004
- 2014年6月14日
- 読了時間: 7分
2部のブログ担当は、ベジーです。 メイちゃんの落ち着いた館内アナウンスに導かれて、お客さまが入場。 2部のオープニングは『Amazing grace』 ルミナスではしばらく「お蔵入り」の時期が続いたこの曲ですが、昨年のクリスマスから定番曲として披露することになりました。ご存知の方も多いですよね。 アカペラならではの難しさもありますが、ハモった時の一体感は最高! フレーズにも強弱をつけて歌っているんですが、観客の皆さん、感じ取っていただけたでしょうか。 続いて、『My Life、My Love、My All』 囁くようなイントロから始まり、さざ波のようにハーモニーを重ねていきます。 ルミナス創成期から歌い繋がれてきたKirk Franklinのメロディに、感謝の気持ちを乗せてお届けします。歌詞と歌詞の間に入る国友先生のリードもさすがに絶妙です。 テナーの男性陣にとっては、音域が低くて本当に息だけしか出せない部分もあるんですが、そこには気持ちを被せて歌いました。

メンバーはここでいったん袖に下がり、国友先生のMC。 作詞者のジョン・ニュートンが奴隷商人から改心して牧師になるまでのお話などAmazing graceの由来を説明いただきました。 ここからは、ユニットチーム「GIOIA(ジョイア)」のメンバーがステージに登場。 ルミナスのメンバーから「もっともっと×2、歌うことの楽しさを伝えたい~」という有志で構成されたユニットです。 記念すべきお披露目曲は、『Glory Hallelujah』 黒人奴隷の自由を求める思いを込めたこの曲。 よっしーが奏でるジャンベのリズムに合わせて歌います。 「GIOIA」メンバーの熱い思いや、ネーミングの由来など、 なほさんからの紹介に続いて、 皆さんご存知の『聖者の行進』がスタート! 小物のピロピロも登場して、遊び心も満載! テンポの良い明るい曲調で、会場からも大きな手拍子が! ハモリもばっちりでした!!

ユニットメンバーのみんなが、「GIOIA」のネーミングの由来のとおり 「楽しく、喜びにあふれて」歌っていました。 袖から見ていて、うらやましく思いましたよ(^^)v ルミナスが開拓した新境地、これからもユニットの活動シーンが増えてくることでしょう。 皆さん、これからも「GIOIA」をよろしくお願いします<(_ _)> 続いてルミナスの立役者ママのMC。 東日本大震災で被災した福島県相馬・双葉地方で震災孤児となった子供たちを支援するため、震災以降、小田原駅を始め、市内各所で回数を重ねたチャリティキャラバンは30回を超え、たくさんの方々からこれまでに総額100万円以上の募金をいただき、当地へお届けすることができました。 そのチャリティキャラバンで歌い続けてきた『上を向いて歩こう』をアカペラで披露。 ルミナスの持ち歌としては、数少ない日本語のゴスペルです。 ステージで涙がこぼれそうになりましたが、「上を向いて」歌い上げました。 大舞台でのひーちゃんのMC。 緊張の面持ちでしたが、メンバーからの後押しを力に、しっかりとつないでくれました。 続いてお届けしたのは、ゴスペル調にアレンジした『あの鐘を鳴らすのはあなた』 なほさん&ゆうさん、安定感抜群の二人のソロに合わせて歌います。 振付も入って見ていても楽しい曲に仕上げられたこの曲。 会場との一体感がステージにも伝わってきました。 そして、『きずな』 歌詞のとおり「目には見えない」けれど、過去から現在まで連綿とつながっている確かな「きずな」。私自身、その「きずな」をあらためて体感することのできた節目のコンサートとなりました。「ひとりで生きているんじゃないんだ、助け合って生かされているんだ」そう感じずにはいられませんでした。メンバーそれぞれが、大事な人を思い浮かべながら心を込めて歌いました。

ここで、私のMC。 話している最中、いろいろな思いが去来し、涙が出そうになりました(;O;) 気持ちが折れそうになり、直前まで出演を迷い、練習さえも満足に参加できなくなった私を、温かくステージに迎え入れてくれたメンバーの優しさに胸が熱くなりました。 皆と同じステージに立ててうれしかった。歌えて楽しかった。ありがとうございました。 そして、10周年記念コンサートの集大成としてお届けしたのは『That Name』 静かなバラードから始まり、後半は荘厳な調べへと展開するこの曲は、ルミナスが自信を持って歌い上げる渾身の1曲です。「待ってました!」というルミナスファンの方も多かったのではないでしょうか?10年という節目を迎えることのできた感謝の気持ちと、「支えてくださった、たくさんの皆さんに幸あれ」との思いを込めて歌いました。 曲が終わるのが早いかどうかのタイミングで、観客席から私たちも驚くような「ブワーッ」という万雷の拍手が!全身が震えるような感覚にとらわれながらの歌い切り~ はっしーの言葉を借りるなら、正に「降臨That Name」!(^o^)/ 前・後半の2つのステージを終えた達成感や満足感、そして、会場に響く拍手を体全体に感じながらステージを後にしましたが、嬉しいことに、会場からの拍手が鳴りやまない~(^O^)/ クワイヤー冥利に尽きるとは正にこのこと。興奮冷めやらぬ中、アンコールにお応えしてメンバー再登場~!「拍手が鳴りやまないので…」と、昨年のクリスマスライヴの際、国友先生が使われていたフレーズをMCに拝借しちゃいました(^_^;)
今回は節目のコンサートということもあり、アンコール曲を2曲ご用意(^^)v まずは、アカペラで『Standing light in front of you』 ルミナス結成当初、ママがこの曲を「どうしても歌いたい~」という熱い思いでもって、「自分で原曲を聴き起こし」「楽譜を作り上げ」そして、「ハーモニーやフレーズを練り上げた」という魂のこもったこの曲。 結成以来、当時のメンバーから現在のメンバーへと大切に、大切に歌い繋いできたナンバーをアンコール曲としてお届けしました。 メンバー全員で作り上げたハーモニー、会場の旧メンバーも一緒に歌っていただけたかな。 そして正真正銘、大トリは、やはりこの曲、『Oh, Happy Day』 再びトミカ先生の登場で、沸き立つメンバー一同! 一方「この曲で、10周年記念コンサートが終わってしまうのか…」と名残惜しい気持ちになったのは、私一人ではないはず…


国友先生のリードで観客の皆さんも立ち上がり、振り付けも入って大盛り上がり! ステージではメンバー同士がお互いに顔を見合わせながら、トミカ先生のソロに合わせて、ゴスペルの楽しさを皆さんに伝えます。会場一体となったエンディングで万感の思いのメンバー一同でした(^o^)/ アンコール終了後、お客さまの見送りのため、メンバーは観客の皆さんとハイタッチを交わしながら会場を抜けて入場口へ。 東日本大震災のチャリティも募ったところ、60,000円を超える募金をいただきました。 皆さん、ありがとうございました。 半年以上前から、準備を進めていた10周年記念コンサートは大盛況のうちに終了しました。 仕事あり、家庭ありの中で、メンバーそれぞれが協力しながら、当日まで準備を重ねてきました。ひとりひとりの顔を思い浮かべると、言葉では言い表せない感謝の気持ちでいっぱいです。メンバーの皆さん、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。 足を運んでいただいた皆さんをはじめ、ルミナスのOB・OG、ライヴのご依頼をくださる市内各施設の皆さんのご支援にも感謝いたします。ありがとうございました。 そして、Heartful&Soulfulにご指導してくださる国友先生。国友先生のディレクトがあったからこそ、練習以上の成果が発揮されました。さらなる高みに向けたご指導よろしくお願いいたします。
また、いつも優しくご指導してくださるトミカ先生。トミカ先生とのコラボが再度実現して夢のようでした。メンバーには、まだまだ「伸びしろ」があります。今後とも、ボイストレーニング、よろしくお願いいたします。 そして、ママ。創設期からの尽力、いろいろと困難があったことでしょう。そのような中でも、持ち前の明るさとリーダーシップで、いつも私たちメンバーに元気の源を与えていただき、あらためて、感謝いたします。ありがとうございます。
最後に、私たちメンバーを陰に日向に支えてくれる家族や友人の皆さん。当日も、受付やカメラ・ビデオ撮影などのご協力をはじめ、私たちを温かく見守っていただき、ありがとうございます。 10周年記念コンサートを無事開催できたのは、皆さんのご理解とご協力があったからこそです。 書き表せないほどの多くの方々からの有形・無形のご縁とお力添えのおかげで、10年前に蒔かれた「ルミナス・クワイヤー」という種は時を経て大きく成長し、今回「10周年記念コンサート」という大輪の花を咲かせることができました。 10周年はあくまでも通過点!ルミナス・クワイヤーはこれからも成長を続けます。皆さん、これからもよろしくお願いいたします。 byベジー
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